〜第四章〜

ザックは急いで町の民家へ入っていった。

『トントン』ザックはドアのノックをした。

民家の中は木のにおいがしてる。床はぎしぎし音が鳴ってる。

おばさんが出てきた。驚いた様子でこう言った。

『ぁあらら、ザック王子様、どうしたのですか?こんな民家に入ってきて。。』

ザックは言い返した。

『ハーゴンを征伐して行くのです。そのことで挨拶をしてきました。それでエンドンを呼んで欲しいのです。』

おばさんはあわてながら言った。

『あっ、はいただいま呼んできます。』

そして、足音がしてきた。。エンドンの足音だった。

エンドンは静かに口を開いた。

『やあ、ザック君はとうとう行くのか。。』

エンドンは寂しそうな顔をしている。

『おい、エンドン落ち込むなよ、おまえがさびしくなるとこっちも寂しくなるよ・・』

ザックは寂しそうに言い返した。

エンドンは言った。

『そうだよな!!おまえなら絶対ハーゴンなんかへっちゃらだろ〜小指でやっつけられるだろ?』

ザックは苦笑いをしながら言った。

『それいいすぎだろ。。』

エンドンはポケットからなにかを出してきてザックに渡した。

ザック『おい、これなんだよ。』

エンドン『これは、俺の世界地図とふくろだ、きっと役に立つはずだからふくろはなんでも入るから安心しろ!』

ザックは微笑んだ。

『ありがとうエンドン必ずハーゴンを倒しに行くからそれまで待っててくれ!』

エンドンとザックは目を見合わせた。

『じゃあなザックがんばれよ。』

『ああ。』

「バタン」ザックは扉を閉めた。

その後、ザックはいろんな人に挨拶をして、冒険の行く準備ができた。

町の皆と城の皆がいっせいに出てきた。そしてザックの前に来た。

ダビン王が言った。

『ザックおまえに言い忘れてたのだが、お前のほかに後二人ロトの血を引くものがいる。まずはサマトルリア上に行くが良い。』

『はい!』

ザックは力強い返事をした。

そのときあるものしり女性がザックに向けてこう言った。

『外には恐ろしい魔物がいるから気をつけてくださいませ。おいしそうだからって食べないように・・』

ザックは思った。【誰も食べねえよ・・】

町の皆と、城の皆、ダビン王子は声を合わせてザックに向けて叫んだ。

『がんばれ〜ザック負けるなザック〜』

そして、ザックは外へ向かった。。

外は以外に寒かった、冷たい風がザックに当たる・・

森からは邪悪なオーラがあふれでるほど飛び出してた・・

ザックは剣を手に持ち手は汗びっしょりだった。

心拍数がドラムのように連続になってる。

その時、草むらから青い物体がザックの目の前を横切った。。

『ピキーピキーピキ〜』その青い物体がかん高い声を

出しながら高速でザックの前を横切ってる。

そのときその青い物体が牙をザックに向けて飛びかかって来た!

ザックはとてもびっくりして盾でガードをした。しかし守るのが精一杯であった!!

どうするザック?

           【続く】